コラム

注文住宅の建築や耐震リフォームを検討されている方はいらっしゃいませんか？新築やリフォームを依頼する際、相場や補助金制度を知っておくと費用の面で役立ちます。ここでは、寝屋川における注文住宅の相場や耐震改修補助制度についてみてみましょう。

注文住宅は、その言葉通りオーダーメイドで建てる住宅ですので、土地や建物自体の価格は物件によって様々です。

物件の所在地はもちろん、土地の広さや建物の延べ床面積、建物の構造や性能によっても価格は違ってきます。注文住宅の価格は様々な要因によって決定されるため、定価や相場といったものは存在しません。

しかし、国土交通省では地域ごとの土地価格情報を公開していますので、全国の土地単価の平均値などは確認できます。新築の予定がある方は、その地域の地価相場を調べて参考にしてみてください。

では、寝屋川市で注文住宅を建築する際、土地代だけでどのくらいの費用がかかるのでしょうか？

寝屋川市の基準土地価格は、約47～48万円／坪です。例えば、土地面積が30坪の場合、土地代だけで約1,400万円になります。これに建物代や諸経費が追加されますので、全体像をイメージしながら無理のない資金計画を立てましょう。

寝屋川市で耐震補強工事を行う際、一定の条件を満たしていれば市から補助金が支給されます。寝屋川市の耐震改修補助制度の対象になる建物は、昭和56年5月31日以前に建てられた個人が所有する木造住宅です。

なお、地階を除く2階建て以下で、現在居住していることが条件になります。店舗兼住宅の場合は、店舗部分の床面積が延べ床面積の2分の1未満に限ります。

また、申請者の前年の合計所得が699万円以下で、対象建物の固定資産税と都市計画税を滞納していないことも支給条件です。